こんにちは、吉田繁治です。本号は<NY視察・研究ツアー>の案内
を、メールマガジンの読者の方々を対象に行なうものです。
参加を検討されている方、または参加ご希望の方は、以下を読んで、
まず全体イメージを作ってください。
(1)参加の申し込みは、当方へのe-mail
宛先: yoshida@cool-knowledge.com で行なっていただき、
(2)当方からの参加者個別への連絡もe-mailを通じて行ないます。
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<特別号:ニューヨーク視察・研究ツアーのご案内と申し込み>
【目次】
1.NY(ニュー・ヨーク)視察・研究ツアーの意味
2.ツアーの骨子
3.JTBパックツアーを選択される方へ
4.視察・研究の内容(予定)
5.参加希望のエントリー方法
6.参加エントリー受領後の当方での処理
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■1.NY視察・研究ツアーの意味
▼意味
海外視察・研究ツアーの意味は、以下に集約されるでしょう。
(1)日常の仕事と意識から離れ、海外のビジネスを「見る」
見ることと体験は多様な発想の素材を与えてくれます。
(2)経営や仕事の未来イメージを描く。
たたみ込まれた映像が後々の思考の基盤になることが多い。
私の発想の素材も、海外を見ることによって得られている感じがしま
す。
NYを選択する理由は、世界で最も多様な流通業とビジネスが、試み
と成功の結果を含め、集積しているからです。事業と仕事の発想、ビ
ジネスの方法をまとめて見せてくれる都市がNYです。
米国の現政府の、陰謀的な世界戦略には深い異和感を覚えます。
しかし産業都市としてのNYは、行く度に興味と興奮を喚起します。
同じところを時間を置いて見る「定点観測」にも最適な場です。米国
の変化は、およそ6ヶ月単位で、わが国に比べ極めて早いのです。
未来は誰も見ることはできませんが、同時代でも空間をずらせば、歴
史差や発展段階の差から未来が見えます。今の経営や仕事と同じ業界
ではなく、異業種・異業態の、異なる規模の企業にこそ未来への発見
があるはずです。「ビジョン」、「戦略テーマ」、「ビジネスモデル」
を与えくれるのです。
例えば今の中国を見れば、政治的なことは別にして、産業がどう向か
うかは日本人にとって経験済みのことであり、予測ができます。日本
が経験した近代化プロセスにあるからです。これが発展段階差です。
海外の企業を見るときの視点は「業界や我が社では実行されていない
が、今後必要であり、行うべきことは何か?」ということです。
▼2つのテーマ
【1.差異化のライフスタイル・マーチャンダイジング】
メインテーマは共通コモディティ以降の「ライフスタイル・マーチャ
ンダイジング」の視察・研究です。生活財は、ほぼすべての人に共通
なコモディティと、差異化を価値とするライフスタイル財に大別でき
ます。(注1)マーチャンダイジングは、一言で言えば、漠然とした
ニーズを満たすための、具体的な商品化活動です。
コモディティとライフスタイル財の分かりやすい区分は、以下です。
・他の人と同じや類似のものでも気にならない(コモディティ)
・他の人と同じや類似のものなら価値が下がる感じがする(ライ
フ・スタイル財)
コモディティの低価格化は、80年代中期からの生産のアジア化、と
りわけ90年代央の中国の工業化以降、世界の共通傾向です。他方、
ライフ・スタイル財はこれからの高付加価値領域です。
米国では、業界やとなりの会社と、ビジョン、経営方法、ビジネスモ
デル、商品を含め、どこがどう違うかを企業の存在理由にしています。
同質化に向かって、価格競争に傾斜するわが国企業の方法と異なる
ものです。
【2.ビジネスモデル観察】
メインテーマに関連し、経営方法とIT利用を含むビジネス・モデル
(=利益産出の方法)の研究があります。経営方法は、ビジョンと価
値観、判断と行動のスタイルに関係します。ビジネス・モデルは、と
りわけ90年代以降、米国を発祥として、転用できる情報技術の利用
を含んだために世界で共通化しつつあります。
ライフ・スタイル財の商品だけを見るなら西欧も面白いのですが、
1.商品、2.経営方法、3.ビジネス・モデルという3つの経営要
素の組み合わせを見るには、米国が最適です。
米国の優れた企業の経営方法とビジネス・モデルは、論理的で目的合
理性があって、分かりやすい内容を持っています。経営方法やビジネ
ス・モデルは、外形を見るだけでは分からないので、講師が解説しま
す。
▼米国の商品価格と金融経済
90年代から現在までの米国経済の基調は、マイルド・インフレです。
80年代末に比べればいろんな価格が半分ほどに下落した日本と事情
が異なります。NYに行けば、商品やホテルを含むサービスで、価格
は日本のほうが安くなっていると思われるでしょう。
日本を含め世界からマネーを集め国内と世界に還流させる金融経済
(=マネーの輸入と加工の経済=マネセンター)が、ウォール街では
目に見えます。日本は資源を輸入して加工し、輸出します。米国はマ
ネーを輸入し、金融テクノロジーで加工し輸出する経済です。
■2.ツアーの骨子
NY視察・研究ツアーの骨子を示します。
【1.ツアー名】cool-knowledge NY視察・研究ツアー
【2.目的】米国経済、ライフスタイル・マーチャンダイジング、及
びビジネス・モデルを視察し研究する。
【3.全行程の講師】システムズリサーチ:吉田繁治
【4.日程】04年5月27日〜5月30日の4日間
(現地時間)
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1日目 ホテルでのセミナー 5月27日(木) 13:00〜18:00
2日目 視察と車中講義 5月28日(金) 9:00〜18:00
3日目 視察と車中講義 5月29日(土) 9:00〜18:00
4日目 視察と車中講義 5月30日(日) 9:00〜18:00
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【5.参加方式】
JTBパックツアーの利用または現地集合を選ぶ。
【6.研修参加費】1名84.000円(消費税込み)
講義費、会議室費、バスチャーター費、現地ガイド費
視察訪問費に充当します。
【7.旅費・交通費】JTBパックツアーの費用または現地集合の旅
行費用は、上記研修費とは別途です。
※現地滞在中の食事は、個人負担です。
JTBパックツアー(後述:156,800円)を利用されるときは、研修参
加費との合計で 240,800円+付帯雑費になります。
【8.観光】観光は、目的としては含みません。
【9.渡航目的】ただし、米国入国の目的は<観光>として下さい。
観光ならパスポートのみが必要でビザは要りません。
【10.定員】45名を定員とします。
【11.参加条件】自己責任で行動できる方、および研修時間中は講
師の指示に従っていただくことの2条件のみです。業種、年齢、役職、
性別の制限はありません。
服装はカジュアルなスタイルでOKです。ジャケットは必要ですが、
スーツ・ネクタイは必要はありません。(注)フォーマルなディナー
をとる人は、ネクタイが必要なこともあります。
(1)JTBパックツアーの選択の方
・まず吉田のe-mailでの参加エントリー受付後、
・そのメールを吉田がJTBに転送します。
・その後、JTBの担当との間でのやり取りでのパックツアー代
金支払いと旅行契約になります。
※講師の吉田は、旅行関係には関与しません。
(2)現地集合の方
・当方でe-mailでの参加申し込み受付後、
・選択された個人ツアーの代理店との旅行契約で、
・5月27日のセミナー会場(後述:マリオットマーキース・タ
イムズスクエア)へ集合していただきます。
■3.JTBパックツアーを選択される方へ
JTB海外旅行西日本支社のご尽力で、全日空のNY直航便とタイム
ズスクエアの<マリオット・マーキース>を使う5泊7日の旅程とし
ては、リーゾナブルな価格と思われるパックツアーの提案を受けるこ
とができました。
JTBパックツアー主催:JTB海外旅行西日本支店
担当:課長代理 桑原善博さん(アシスト辻井さん)
大阪市中央区本町2丁目1−6(郵便番号541-0053)
電話06-6271-4551 FAX 06-6271-0547
営業時間 9:00-17:00(月〜金)
e-mail: kainishi_pn1231@kns.jtb.co.jp
▼パックツアーの出発日は5月26日(水)、帰国日は6月1日(火)
【1.パックツアー費】 156,800円で、成田発着航空券+5泊のホテ
ル代(2名1室)+JFK空港からホテルまでの往復の送迎を含みま
す。
※大阪、福岡・札幌、名古屋等からの出発の方は、成田までの国内便
往復の追加料金(特別料金が適用できるとき)が、
別途11,000〜16,000円が必要です。
出発:日本時間で5月26日(火)
成田発 NH(全日空)010便(午前11:00発の予定)
成田での集合場所、時刻等は、申込み後のJTB西日本からの指示に
従ってください。
NY到着後(現地時間は同日の5月26日 午前10時30分頃)、
JFK空港で迎えの専用バス(送迎の案内係付)に乗りホテルへ。チ
ェックイン等は日本語で係員が手伝います。到着日の5月26日はフ
リーな時間です。
ホテル:JTBパックツアーの滞在ホテルはマリオット・マーキース
ホテル名:New York Marriott Marquis
住所:1535 Broadway , New York, NY 10036
電話:212-398-1900
http://marriott.com/property/propertyPage/NYCMQ
タイムズ・スクエアに面する37階建ての高層ホテルです。私も以前
泊まったことがありますが、内容には満足ができます。(NYには多
くのマリオットホテルがあります。マリオット・マーキース・タイム
ズスクエアと言わないと、タクシードライバーには通じません)
5月27日、28日、29日、30日は研修への参加
帰国:現地時間5月31日(月)のNH(全日空)009便(午前12
:15発)で、JFK空港を出発。成田への帰着は、日本時間で6月1日
(火)のおよそ14:50です。
【2.JTBパックツアー費用156,800円に含まれるもの】
(1)往復のエコノミークラス航空券
※ビジネスクラス利用の時は追加料金が必要です。
個別にJTBにご相談下さい。
(2)NYのJFK空港からホテルまでのバス往復送迎費
(3)ホテル宿泊料金(ただし朝食代は、含みません)
1室2名での利用。
1室1名での利用の時は、部屋代の追加として77,000円
【3.パックツアー費用に含まれないもの】
(1)個人の旅行保険
(2)空港税(8.190円)
(3)渡航手続きのJTB代行取り扱い費用3,150円
(4)大阪、名古屋、福岡・札幌等からの成田との往復便
(5)パスポートがない方や有効期限切れの方のパスポート取得費用
(印紙税1万円(5年用)、1万5千円(10年用)
※パスポートの有効期限は、滞在日修了後の6ヶ月以上の残が
必要です。
▼JTBへの個別相談事項
パックツアーを使う時の1室1名利用、滞在期間の延長や前泊、ビジ
ネスクラスの利用等は、個別にJTB海外旅行西日本支店:担当 課長
代理 桑原善博さん(アシスト 辻井さん)に、電話等(06-6271-45
51)でご相談下さい。<クールナレッジNYツアー参加の**>と名
乗って下さい。
JTBパックツアー関係は、ツアー代金の支払いも含め、JTB海外
旅行西日本支社との直接契約です。
■4.現地集合を選択される方へ
現地集合を選択される方は、パックツアーのスケジュールに準じ、個
別に、インターネットのサイトや旅行代理店で旅行を組んで下さい。
宿泊ホテルは、マリオット・マーキース・タイムズスクエアへの午前
9時の集合と午後6時の解散の都合で、マンハッタンの中心部である
、セントラルパークの南のミッドタウン(Mid Town)か、その近くが
いいと思います。
NYは京都のように道路が碁盤の目状であり、<南北の**街(Aven
ue)と、東西の**丁目(Street)>が分かれば、交叉点の表示を見て
迷わず歩ける街です。黄色のタクシーもすぐ拾えます。
※今までの例では70%くらいの方がパックツアーを使い、米国現地
からの参加を含め30%くらいの方が現地集合でした。
■4.視察・研究の内容(予定)
視察・研究の内容とスケジュール概要を示します。
表示は、NYの現地時間です。
▼初日(5月27日:木)はホテルでのセミナー
5月27日午後1時までに、マリオット・マーキース・タイムズスク
エアの、8階フロントロビーに集合、午後6時頃までセミナー。
会場:マリオット・マーキース・タイムズスクエア内の会議室
↓
http://marriott.com/property/propertyPage/NYCMQ
【内容】NY視察・研究のオリエンテーション、米国経済、流通、情
報システム等に関する講義です。
▼5月28日(金)から5月30日(日)までの3日間の視察・研究
午前9時から午後6時頃まで:大型バスを使った視察と車中講義。
およそ以下のところを視察しながら、移動の車中で講義をします。
・マネーのローマ帝国の象徴FRB(ニューヨーク連銀)と資金輸入
経済の中心ウォール街
・世界最大の小売りビジネスモデルWal-mart のSuper Center
・業績のいいディスカウントデパート、コールズ(Khol’s)
・Palisade Center(Low Cost Retail-Tainmentの都市型SC)
ほぼすべての主要な専門店チェーンを擁する巨大センターです。
・Stew Leonard (顧客中心経営を掲げ繁盛する独立系食品スーパー)
・新名所:Time Warner Center(投資額1800億円:超高級アパート、
ホテル、有名レストラン:店舗では住のWilliam’s Sonoma等の専門店
や、リーダシップ型経営のWhole’s Foodが入っています。)
・多様な食のZabar’s ;Fair Way;Citerella;Dean&Deluca
・先端的な専門店が集積したSoho地区
・ユニクロと対照されるハイファッション&ディスカウントのH&M
・ビジネスカジュアルのバナナ・リパブリック
・CPFRを最初に行ったことで有名なWegman Food Market
・米国でも急速に勢力を伸ばしている$1ショップ
・小商圏の生活必需店になったドラッグストア
・住のIKEA;Bed Bath& Beyond;Expo Center:Home Depot・・・等
マンハッタン中心部(ミッドタウン)の有名デパート(ブルーミング
デール、サックス5thアベニュー、メーシーズ)や多くの有名店は徒歩
やタクシーで容易に行くことができますから、特にバスでの案内はし
ませんが、講義はします。
警官が至る所に立っていて、NYは夜まで歩ける街です。セキュリテ
ィは、近年、飛躍的に改善しています。街を1名で歩いても安心です
。
▼視察先の決定について
視察先は、今月の下旬(26日から5日間)、吉田がNY現地へ行き、
現地スタッフとの打合せと事前視察を行なって最終的に決定します。
上記視察先を、視察・研究をより効果的にする目的で変更すること
があります。お任せ下さい。
▼食事会の企画
相互の交流を図るため、研修時間の後を使い、いつものように食事会
またはパーティー(2時間くらい:費用は実費負担)を企画する予定
です。
同じメールマガジンを読んでいて情報共有の素地があるため、過去4
回のツアーでは盛り上がりがありました。ビジネスパートナーや友人
を作った方も多い。今回も、同様の雰囲気になるでしょう。女性1名
での参加も心配は無用です。
■5.参加希望のエントリー方法
以下の申し込み票のe-mail送信で受け付けます。受付は、先着順が原
則ですが過去に参加された方を優先することがあります。
申込みの方には、各人へ個別にe-mailで案内を送信します。
・以下をコピーしてメールに貼り付け、内容を記入の上、
yoshida@cool-knowledge.com
へメールで送って、参加のエントリーをして下さい。
エントリー票には、できる限り丁寧にご記入をお願いします。
同一会社からの複数の参加も、個人名の記入をお願いします。
【重要】メールの件名は【NY視察・研究参加エントリー】として下
さい。他のメールと紛れないために、お願いします。
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◎以下をコピーしメールに貼り付け、必要事項を記入し、当方に送っ
て下さい。
件名:【NY視察・研究参加エントリー】
(1)参加者のフルネーム(振り仮名):
(2)JTBパックツアーを利用するか否か?
JTBパックを利用する、利用しない:
(3)JTBパックツアーを利用する時は以下を記入
1.同室希望者があれば記入:
2.発着地の地方空港 :
3.JTBパックツアーへの個別の希望
ルームの一人使用の希望 :
ビジネスクラス利用の希望:
喫煙・禁煙ルームの希望 :
その他の個別希望事項 :
(4)パスポート・ナンバー:
有効期限:
(注)6ヶ月以上の期限残が必要です。
(5)西暦の生年月日:
(6)性別:
(7)勤務先(または職業):
(8)役職(差しつかえなければ):
(9)勤務先の住所:郵便番号
電話番号
(10)個人の主な仕事内容:
(11)本件の連絡先のe-mail アドレス(半角文字で):
※誤記のないよう確認してください。
(12)自宅の住所:郵便番号
(13)パックツアーに関するJTBからの連絡先の住所:
(14)同連絡先電話番号:
同連絡先Fax番号:
(15)参加の目的(適宜記入):
(16)その他の付記事項、連絡事項、希望事項、自己紹介など自由
に記入:
※参加申し込みされた方は、本稿の全体を印刷し、所持しておいて下
さい。
【送信先】 yoshida@cool-knowledge.com
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■6.参加エントリー受領後の、当方での処理
▼参加エントリー受付後の処理
当方で、e-mailでの参加エントリーを受け取り後、個々に受付受領の
メールを送り、その後詳細な案内書を送ります。
JTBパックツアーの方の分は、JTBの担当に当方より転送します。
その後、JTBから個別にメールで案内があります。
(注)申し込みの方は、このメールマガジンを印刷し保管しておいて
下さい。
エキサイティングで刺激と興奮を与える世界都市、NYでお会いでき
るよう、楽しみにお待ちしています。
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2004年4月5日:NY視察・研究ツアーのご案内
Systems Research Ltd. chief consultant吉田繁治
著者へのひとことメール⇒ yoshida@cool-knowledge.com
ホームページ⇒ http://www.cool-knowledge.com