ダブルテーマ:1.講演会の最終案内:2.日米欧が同時にマネーを刷りはじめた
Written by admin on 2012年2月27日 – 09:00
おはようございます。3月間近なのに、乾燥した空気で、当地でも 気温が5度を上がらない寒い日が続いています。いかがお過ごしで しょうか。インフルエンザと花粉症が、再び、増えています。 本稿は、 (1)3月9日(金曜日:午後6時30分の夕刻から)の東京、サンケイ プラザでの講演会の最終案内、 (2)そして後半部は、関連した、金融の時事です。 講演会は、昨日の2月26日時点で、マスコミ関係者を含み、本マガ ジンの読者150名の方からの申し込みと聞いています。東京の会場 なのに、地方の方からの申し込みも多いのに驚いています。まだ 50席くらいの残席があるようですので、既に申し込みの方への確認 の意味も含め、最終案内をします。 【記】 ●期日と時間:2012年3月9日 午後6時開場: 6時30分開演~9時終了予定 会場:サンケイプラザ3階会議室:東京都千代田区大手町1-7-2 (地下鉄 大手町駅 徒歩1分:東京駅から徒歩5分) 会費:1万円 (上記会場の受付で 申し受けます:領収証発行) ●申し込み方法:メール(↓) 宛先: nakajima@keymannet.co.jp 希望の方は、上記のメールアドレスをクリックし、開いたメールに、 (1)氏名・住所・社名、 (2)講演で聞きたいことや質問があれば、書いて お送り下さい。 先着順に、受け付けています。 ビジネス知識源の読者と付記していただけると、助かります。 中島孝志さんは、キーマンネットワーク代表幹事です。著書も多い 作家・コンサルタントです。今度の拙著を書くことを奨めて下さっ た協力者でもあります。当日は、司会を務めていただきます。中島 さんのブログ(↓)には、会場の地図を含む案内があります。 http://www.keymannet.co.jp/i2909 日頃はメールだけですが、今回、お会いできるのを楽しみにしてい ます。 ■1.講演の主な内容 考えている項目は以下ですが、多数の質問と**に関し話して欲し いという要望をいただいています。その事項も盛り込みます。 当日のレジュメを書き始めています。18ページになりましたが、最 終は、参考資料を含むと50ページになるでしょう。 1.マネーの歴史的な本質と国債危機 2.これからの世界金融と経済、および日本 3.デリバティブはどういう仕組みで、どう向かうか? 4.国家のデフォルトとは何がどうなって、その後どうなること か? 5.マネーを同時印刷しているドル、ユーロ、円はどうなるか? インフレが起こればどの程度で、どうなるのか? 6.資源とゴールドの価格は、今後どうなるか? 7.金融資産の防衛には、何をすべきか? 経済・金融の論考では、あれこれ過去の現象を解釈した上で、結局 の結論は「予断を許さない。留意と慎重な見極めが必要である。先 行き不透明。」とされるものばかりであると感じています。これで は、まるで面白くない。何も言っていないことに等しいからです。 論理と、経済・金融の数値から将来を見通し、「誰にでも分かる」 ことを目指し、たっぷり2時間半、解説します。講演の録音も、OK とします。 【以降は、時事の論考です】 企業年金を2000億円預かって、デリバティブ(金融派生商品)で運 用していた投資顧問会社のAIJが、約1800億円の損失偽装で、金融 庁の摘発を受けています。 わが国で、記憶に新しいところでは、オリンパスの損失飛ばし (960億円の損:2012年12月に露見)があります。 ■1.オフ・ショアが本拠の金融が、世界のマネーの流れの70%を 占める いずれも、タックス・ヘイブン(租税回避地)であるオフ・ショア 金融を使ったものです。タックス・ヘイブンは金融では「海の外= Off shore」になるので、各国政府による、調査と管理が及びませ ん。利益への課税もない。 このため、一体どんなことになっているか、その内容は誰にも分か らない。何年も後になって、大きな損失の決済日が来て、損失の飛 ばしができなくなったとき、発覚するだけです。 現在進行の損と利益の状態を知るのは、運用しているファンド・マ ネジャーのみです。同じ損を抱える取引相手と結託すれば、容易に 損失の偽装、飛ばし、決済の引き延ばしもできます。(注)デリバ ティブは、株式のような公開市場がなく、外部からは契約の中味が 見えない金融機関の間の相対(あいたい)の取引です。 このため、会社のトップも、ファンド・マネジャー個々の、現在の 利益や損は、把握していないことも多い。 つまり、銀行が公表する損益計算書とバランスシートには、未決済 の、あるいはオリンパスの方法で飛ばした巨大損が隠れていること が多いのです。AIJ以外の他の年金運用会社にも、損が隠れている でしょう。後で、大問題になります。(注)日本の銀行より、米欧 の銀行がはるかに多い。 オフ・ショアは、有名なケイマン島、マン島、バージン諸島、カリ ブ海の諸国内、モナコ、スイス、香港など、世界に100地点くらい あります。 (1)世界の金融機関(ゴードマンサックスのような投資銀行)と、 (2)$2兆の元本を投資家から預かってほぼ10倍の$20兆(1800兆 円)のレバレッジ(信用借り)をかけた巨大資金運用するヘッジ・ ファンドは、これらオフ・ショアのどこかに、資金運用の本拠を置 いています。 【蛇足】 当方も、どんなものか経験することを目的に、スイスに、ごくごく、 わずかな金額を預けたプライベート・バンクの口座をもっています。 オフ・ショア金融です。時々、預かり手数料が引かれた口座の計算 書が送ってきます。最初は、08年9月に、CDS(債務保証証券)の引 き受けで破産した米国の保険会社AIGが管理するものでした。今は、 ドバイのファンドの所有になっています。通帳はなく、顔とサイン の信用です。作るときは、複雑な英語の契約書にサインが要りまし た。運用するときは、担当への電話です。 00年代後期からの世界の金融では、 (1)利益にかかる税金を払わないこと、 (2)金融の規制を逃れることを目的に、オフ・ショアからのマ ネーの流れが、70%を占めるとされるくらい巨大化しています。 ・東京証券取引所での、株の売買の60~70%(1日で6000億円~1兆 円)、 ・債券市場での、短期国債の売買(1日4兆円)のうち40%(1日で 約1.6兆円)は、いずれも「ガイジンの売買」です。 ガイジン売買の全部が、租税回避地のオフ・ショアからのものです。 この「ガイジン」には、日本の銀行、保険会社、ファンド、および、 巨大損が今回露見したAIJやオリンパスによるマネー運用も混じっ ていますが、それらの全体金額は、不明なままです。巨額のオフ・ ショア金融を、コンピュータ画面を見て行っている当事者達が、金 額、利益、損を報告しないからです。 結果としての、各国市場での株価、国債、商品相場の価格変動と、 売買額のみがある。 経済を動かすマネーの流れが、2000年代に、それとは知られず、完 全に変わってしまったのです。 「シャドー・バンキング(影の金融)」とも言います。影(デリバ ティブ)のほうが、現物金融より、はるかに大きくなってしまった。 2012年1月までの、世界のヘッジ・ファンド(約8000本)の運用で は、運用額に対し6.3%の損を出しています(2010年12月末比:英 エコノミスト:12.02.25号巻末統計)。 この6.3%の運用損は、確定して決済したものだけです。現在進行 形の含み損(または含み益)は、過去の分の損失飛ばしができる間 は、外部には分かりません。 ■2.米・欧の、銀行と金融機関の総損失は、不明のままである 世界の金融では、 (1)当局に管理されていないオフ・ショア金融、 (2)損失飛ばしができるデリバティブの増加のため、銀行の公表 資産の中に、どれくらいの損が隠れているか、分からなくなってい ます。 (注)世界の誰も、知ることができない。各種のデータから推計で きるだけです。 【ユーロ17ヵ国】 欧州の、ユーロ紙幣の発行機関である中央銀行(ECB)は、昨年の 12月に、欧州大陸の銀行(91行)に対し、5000億ユーロ(約50兆 円)の緊急マネー貸付をしています。 加えて、銀行に資金不足があれば、3年の期間で、いくらでも貸付 けると表明しています。ECBは、マネー供給を全開したのです。 ECBの、この巨額マネー供給と「いくらでも出すと表明」したこと によって、「ユーロの銀行危機は収まった。PIIGS国債の金利高騰 も安定した。」と見た市場では、 (1)売っていたユーロ債買いと、 (2)ユーロ株の買いがあったのです。 市場が売っていたユーロ債の買い戻しによって、1ユーロは年初の 97円から109円(12.02.25)に、12%も上がっています。 株価では、日本の日経平均に相当するFTSE 350種が、3144(2月25 日)へと、11年12月12日の安値(2830)から、ユーロと同じく11% 上がっています。ECBのマネー供給で、株とユーロに時ならぬ「ミ ニ・バブル」が生じています。 (注)こうした過剰流動性相場は、ECBが、公言しているようにマ ネー供給をし続けるなら、ほぼ3ヶ月は続くでしょう。 しかし、ユーロ17ヵ国はすでに、2.7%のインフレです(データは 英エコノミスト誌から)。インフレの上昇懸念から、ECBが金融の 引き締めに転じると、過剰流動性の相場は、すぐ下落します。 ユーロは、インフレターゲットの2%を、すでに07%超えているか らです。ユーロ17ヵ国平均では、GDPと企業所得・世帯所得が減 って、一方では、消費者物価が上がる悪性のインフレ(スタグフ レーション)が生じています。 2.7%のインフレなのに、ECBがマネー供給を全開したことは、銀 行危機がいかに深かったかを証明するものです。(注)欧州の住宅 価格は下がり続けていますから、住宅証券(1000兆円)の含み損も 増えています。 住宅証券を含むデリバティブの価値からの、当方の推計では、08年 12月以降で、約700兆円の含み損失が、ユーロの銀行内のバランス シートに生じているはずです。 ユーロの銀行の、中核的自己資本は100兆円くらいですから、その 7倍の含み損です。(注)BISのデリバティブ統計から、デリバティ ブの価値を元にした総計算です。 【米国FRBもマネー供給】 米国の銀行でも、ユーロの銀行の含み損とほぼ同じと見ています (推計700兆円)。 もっとも大きな損は、住宅証券、商業用不動産証券、そして不動産 ローンの配当を担保にしたMBSの、額面の43%への下落です。 (注)MBS: Mortgage-Backed Securities ;不動産ローン担保証券 :デリバティブの一種です。 たとえば、1億円で金融機関や年金基金に売られたMBSが、4300万円 の時価に下がっていて、5700万円(57%)が未確定の含み損です。 このように市場で売買される価格が下がっている米国の住宅ローン 債権は1000兆円もあります。その多くを、米国の銀行がもっていま す。商業用不動産ローン証券も、額面でも300兆円はあります。 2009年から、米政府は「デリバティブはその所有者が行う理論価値 の報告でいい。」としています。これは、時価(市場価格)での損 があっても、それを隠すことができるという意味です。 米国の中央銀行であるFRBは、国債以外に、市場価値が下がった MBSを額面で買っています。 ・国債を$1.6兆(128兆円)買い、 ・43%に下がったMBSを、金融機関から時価ではなく額面で買って いるのが$8517億(68兆円)です。これは、FRBから銀行へのマ ネー供与です。(注)この信用拡大は、09年、10年、11年と継続し ています。 FRBによる、金融機関への総マネー供給は、$2.9兆(232兆円: 12年2月22日)です。米国の金融機関が正常だった時期(07年:80 兆円)の約3倍に膨らんでいます。 (↓FRBの、最新のバランスシート) http://www.federalreserve.gov/releases/h41/current/ [2011年1月]FRBも、欧州ECBと同様、「インフレターゲット(目 標)2%」として、マネー供給を続けると表明しています。 ●具体的には、更に、金融機関から米国債を買い、同時に、08年9 月のリーマンショックを再び生むくらい下がっているMBS(不動産 ローン担保証券:デリバティブ)を買い上げるということです。 ●現在、米国FRBは、上記のバランスシートには表さず、「秘密裏 に」、資金供給している可能性が、極めて高いのです。 当局が、密かに投資信託やヘッジ・ファンドを使えば、いくらでも 「覆面介入」ができます。FRBが、08年9月以来行っている、MSBの 時価を示さないバランスシートは偽装です。しかし、これは当局の 任意で偽装ではないとされています。理由は、「非常時だから」と いうことです。 FRBが12年1月に言った「インフレターゲット2%」は、とても変で す。 米国の消費者物価の上昇は、すでに、欧州より高い2.9%(2012年 1月)だからです。物価上昇が2.9%なのに、インフレターゲット が2%なら、FRBはマネー供給を絞り、金融を引き締めて、物価を下 げねばならない。 バーナンキFRB議長の言った、「インフレターゲット2%のために更 にマネーを供給する。」というのは支離滅裂です。聞いて、腰を抜 かすほど驚きました。錯乱か・・・と思いました。 推察すれば、こうした混乱のコトバを言わねばならないくらい住宅 証券の下落があり、追加の損が米国銀行の信用を壊しているという ことです。 この証拠に、バーナンキFRB議長は「MBSを買い支える」と言ってい ます。いずれにせよ、年初来、ユーロの輪転機を回した欧州ECBと 同様に、米国FRBもドル印刷を全開にしています。 【株価の上昇原因】 欧州と同じく、FRBが刷るマネーによって銀行に生じる過剰流動性 への期待から、米国の株価が上がったのです。S&P500社の株価指数 は、2011年12月1150、2012年2月25日1365と19%も上昇しています。 株価は、現在ではなく、半年くらい先の期待を折り込むものです。 連れて、資源価格も、ヘッジ・ファンドの先物買いによって上がっ ています。 (注)欧州ECBがとっている「欧州の物価が2.7%上がっているの に、2%のインフレターゲット策」と同じく、金融・経済ではあか らさまに矛盾したものです。(前述) ●米国FRBの追加のマネー印刷策でも、「米国内の消費者物価が3. 1%上がっているのに、2%のインフレターゲット」と言いながら、 追加のマネーを刷っているからです。 いや、「米国内の消費者物価が3.1%上がっている」という事実は、 言わない。「2%のインフレターゲット策」とだけ言っています。 金融・経済的には、「現在の米国の3.1%のインフレ率を、更に高 める。」と言っていることに等しい。ついになりふりをかまわず、 ドルの印刷策をとるという意味です。それだけ、米国金融機関の含 み損失が大きく、銀行が資金繰りに窮迫しているということです。 ■3.日銀もマネー供給している 「米国FRBが、1月に、2%のインフレターゲット策をとった」こと を受け、日銀は「資産買い受け基金」を10兆円拡大して、65兆円に することを発表しています。(2012年2月14日の金融政策決定会 合) 繰り返しますが「米国の3.1%のインフレの中で、2%をターゲッ ト(目標)とするインフレ策」というのは、金融理論からはマネー 供給を絞るということです。 ところが、FRBは追加でマネーを刷る。こうした矛盾にも係わらす、 日銀もFRBを隠れ蓑(みの)にするかのように、マネー印刷策に踏 み出しました。 とりわけ注目すべき点は、「2012年中の国債買い上げの枠を40兆 円」としていることです。これは、2011年に、ガイジンがオフ・シ ョアから買い越した長短国債残で約20~30兆円(極めて異例)を、 2012年になって売り始めたことを示すものです。 売られた国債を、日銀が買い支えないと、長期債で1%付近の金利 が高騰します。この件は、今後の日本経済にとって肝心なので、次 号で、解説します。年初からの国債市場は、売り買いが交錯し、荒 れています。 【後記】 すでにお読みの方が多いと思いますが、可能なら、基礎的なことを 詳しく示した拙著を読んで参加いただけると、短い時間でも、理解 が腹に落ちると思います。2月23日に4刷りが完了し、ネットでの在 庫欠品は、いま少なくなっています。 アマゾン(紙) : http://www.amazon.co.jp/ 紀伊国屋Web(紙+電子) : http://bookweb.kinokuniya.co.jp/ 楽天書店(紙) :http://books.rakuten.co.jp/ 廣済堂bookgate(紙+PDF版): http://www.bookgate.info/ セブンアイネット(紙 :http://www.7netshopping.jp/0ooks/ ●インターネットで、偶然見つけた評価のひとつです。当方の意図 をよく理解していただいていると感じたので、再掲します。(注) 書いた人からは、その後、掲載OKのメールがありました。 ***は今、世界を覆う財政危機や金融不安の本質がどうなのか気 になっているのですが、 本書はこれ一冊読めば、 ・国債の信用リスク ・デリバティブの恐怖 ・米ドル安と円高の行方が及ぼす影響 ・不動産価格の見通し ・国家破産の可能性 ・資産防衛のためにすべきこと など、すべてが関連付けて理解できます。 とはいえ、ひとつひとつ理解しながら読んだので、読み終えるのに たっぷり1週間かかってしまいました。この本のすごいところは、 徹底的に数値をもとにした論理展開を行なっていること。 読者をいたずらに怖がらせたり脅したりするような表現は、一切使 っていません。類書では、著者が金融ビジネスに携わっていたりす ると、自分の商品の販売に結びつけたり、自分の権威を高めようと したりするポジショントークが含まれていたりするものですが、そ んなポジショントークも一切なし。 著者の吉田繁治さんは、【ビジネス知識源】というメールマガジン の発行人で、ビジネスメールマガジンではNo.1の人気を誇ります。 書いてあることは難しそうに見えるのですが、変に楽観論や悲観論 に偏っておらず、データを丁寧に紐解きながら、重要な部分は繰り 返し解説してくれるので実にわかりやすい。 読了した後、もう一度ななめ読みしただけで、理解がさらに深まり ました。ここに書かれている事実を自分はどうとらえるか、そして どう行動すべきか。腑に落ちるまで、何度も読み返すべき本だと思 います。 現在、そして今後の世界経済を語る本の決定版ではないでしょうか。 http://blogs.yahoo.co.jp/kit_45104/29108188.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【ビジネス知識源アンケート:感想は自由な内容で。以下は、項目 の目処です】 1.内容は、興味がもてますか? 2.理解は進みましたか? 3.疑問点、ご意見はありますか? 4.その他、感想、希望テーマ等 5.差し支えない範囲であなたの横顔情報があると、今後のテーマ と記述の際、より的確に書くための参考になります。 気軽に送信してください。感想やご意見は、励みと参考にもなり、 うれしく読んでいます。時間の関係で、質問への返事や回答ができ ないときも全部を読み、共通のものは、記事に反映させるよう努め ています。 【著者へのひとことメール、および読者アンケートの送信先】 yoshida@cool-knowledge.com ◎購読方法と届かないことに関する問い合わせは、ここにメール → reader_yuryo@mag2.com ■1.新規に登録すると、『無料で読めるお試しセット』が1ヶ月分 送信されます。 有料版では、新規に月中のいつ申し込んでも、その月の既発行分は、 全部を読むことができます。最初の1ヶ月間分は、無料お試しセッ トです。その後の解除は自由です。継続した場合に、2ヶ月目の分 から、課金されます。 (1)『会員登録』で支払い方法とパスワードをきめた後、 (2)登録方法を案内する『受付メール』が送ってきて、 (3)その後、『購読マガジンの登録』という3段階の手順です。 【↓会員登録と解除の、方法の説明】 http://www.mag2.com/howtouse.html#regist ◎登録または解除は、ご自分でお願いします。 (有料版↓) http://www.mag2.com/m/P0000018.html (無料版↓) http://www.mag2.com/m/0000048497.html 【有料版の最近号の目次】 <579号:日米欧の中央銀行が、同時にマネーを刷り始めた> 2012年2月22日号 【目次】 1.文藝春秋三月号(2月初旬に発刊)の白川発言 2.2011年の、$1=75円水準だった円高の主因は、ヘッジ・ファン ドの、約30兆円の、日本の短期国債の、買い越しだった 3.重大な事実:三大メガバンクは、すでに国債の買い手ではない 4.2011年9月の、主体別国債保有高:財務省 5.ヘッジ・ファンドが円国債を30兆円売り、実際に日銀がそれを 買い支えれば、どうなるか? 6.消費税増税案は、国会を通らない 7.一般会計と特別会計を含む、国家の資金繰りの現状 8.日本の貿易赤字は、一時的なものではない ■2.解約していないのに、月初めから、有料版メールマガジンが 来なくなったとき(このメールが当方によく来ます)。 主な原因は2つです。 (1)クレジットカードの有効期限: 登録しているクレジットカードの有効期限(期間は数年)が切れて ないか調べてください。 ほとんどの原因は、登録していたクレジットカードの期限切れで す。お手間をかけますが、「新しいカード番号と有効期限」を再登 録してください。月初めからの分の再送を含み、再び届きます。 https://mypage.mag2.com/Welcome.do ↑ この「マイページ・ログイン」から、メールアドレスとパスワード でログインし、出てきた画面で、新しい期限と番号を再登録します。 (2)迷惑メールに入っているどうかを確認する: メールソフトは、頻繁に自動更新されているため、時折、メールマ ガジンが不特定多数への「迷惑メール」になってしまうことがあり ます。 該当のメールに、カーソルをあてて右クリックし、出てきた迷惑 メールの項で、「送信者を、差し出し人セーフリストに追加」すれ ば、元に戻ります。 (以上) ◎ビジネス知識源:経営の成功原理と実践原則 のバックナンバー・配信停止はこちら ⇒ http://archive.mag2.com/0000048497/index.html |